人間の目は、縦横無尽に色んな方向を見ることが出来ます。
そんな人間の視線を向く方向には実を言うと、それぞれ何を考えている時かで自然と視線が行く方向が変わることをご存じでしょうか?
今回は視線の方向の特徴を知っていれば、その人が今何を考えている。想像している事が分かってしまうという事を書きます。
視線パターン!
目の動きには思考に伴って動いているものがあります。
視線がどこかの方向に向くときは、その裏には頭の中である特定の心理過程が起こっている為に、その方向を向くのです。
つまり人間の視線の方向は、心理によって方向が決まって来るという特徴があるという事です。
この事を「アイ・パターン」と言います。
逆に言うと、この視線パターンが分かれば、その人の今の心理が分かるという事にもなります。
右上
右上を視線が見ている時は、未来の事をイメージしている時です。
今まで見たことのない、体験したことのないことなどを想像している時、将来あってほしい、こうなってほしい、こんな自分でいたいなど、まだ見ぬ未来を想像している時に右上に向きます。
願望とか夢とか、憧れるものとか、そういった自分にないもの、自分がまだ未体験のものなどを想像した時も右上を向きます。
その他には人が嘘をついたりする時、想像で話しをでっちあげて、言葉巧みに話す時なども右上を向きます。
これは言葉を司るのは、左脳なので、左脳は右半身を操作しており、その為、右上を向くという事になります。
右横
右横は、音や音声を使ってイメージしている時に向く方向です。
未来をイメージした時に聞くだろうという音や、人の声、まだ聴いたことがない音楽などを想像でイメージしたりする時に右横を向きます。
未来のその時に聞こえるであろう音声情報を作り出している、想像している時も右横を向きます。
右下
右下は、感情や運動で感じる身体の感覚を思い出している。イメージしている時に向く方向です。
感情や触覚、味覚、嗅覚など、どの感覚から感じたことを思い出している時に向く方向です。
例えば、過去にけがをして痛かった。こんな悲しい事があったなどを思い出している時は右下を向きます。
右側
右側が向くのはどちらかというと未来や、体験したことがない時をイメージする時に向く方向です。
なのでどちらかというと前向きであったり、ワクワクする事であったり、ちょっと楽しい感じがする時に向く方向になります。
但し下の場合は別で、下を向くというのは、見た目からして、落ち込みや消極的な印象があるように右下となると過去の身体的感覚や感情によって受けた感覚などを思い出す時に向く方向になります。
このようにして人間の視線の向く方向で心理がわかる場合があります。
指導者の方や人と接する機会が多い人は、覚えておくと役に立つ場合もあると思います。
あくまでも必ずではなく向きやすいという事は念頭に置いておいてください。
次回は左側について書きます!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
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