個人の力が試される時代へ
これからの時代は、成果主義、個人の能力、力が必要となる時代が来ます。
今更かよ!とか、どういうこと?など色々な意見があると思いますが、もう回り出した歯車を止めることは出来ません。
日本の製造業の代表であるトヨタ自動車が、定昇を見直し、完全成果主義へ2021年度から移行するための調整に入りました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63124550X20C20A8000000/
トヨタ自動車が出した方向性を真似したり、見習ったりする会社は多いです。
またトヨタ自動車がやるのであれば、遅かれ早かれグループ会社も右ならえになるのは時間の問題と言えます。
今後自社の評価制度を見直したり、年齢による定昇分を廃止する会社も増えてきます。
そうなると結果を残せない社員は会社にいらなくなります。
そしてそれは会社にとって必要のない人間をあぶり出すことが出来るようになります。
要は社員間での競争力を高め、そこから生み出される効果で企業価値を高め、世界で生き残っていける企業体質にするという事です。
これは今後企業として生き残っていくには、避けて通れないのです。
成果主義で定期昇給0もあり得る!!
今までは職位や年齢によっての昇給分というのが存在しましたが、それを100%成果主義にすると、評価制度100点満点での採点にすると、0点の場合は定昇0となります。
会社会社によっての評価制度なので、必ずとは言えませんが、定昇0は存在すると思います。
逆に言えば100点満点の人は、かなりの金額が上がる可能性があるという事です。
今まで会社居れば給料が当たり、言われたことだけの仕事をやっていればよかったという時代はもう終わりました。
俺は何十年もこの会社貢献してきたんだ!という事を仰って口だけ動かして、体を動かさない、頭を使わない人ってどの会社にもいると思います。
そんな人は真っ先にいらなくなる時代になります。
過去の功績をいつまでも会社が払い続けるわけがありません。
厳しいかもしれませんが、その時得た収入がその時の功績に対する報酬なんです。
今実績を残せばそれに見合った報酬を出しますよ。というの成果主義です。
ある意味過去実績に対して正しい評価をされてこなかったのが、正しい評価がされるというのが成果主義でもあります。
成果主義は社員のモチベーションに繋がります。
終身雇用はもう終わった!?
終身雇用はまだ完全には終わっていませんが、終了のカウントダウンには入っています。
遅かれ早かれ後長くても10年以内には終わるでしょう。
昨年にトヨタの社長が「終身雇用を守るのは難しい」と発言していますし、経団連の会長も「終身雇用なんてもう守れないと思っている」と発言しています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000154403.html
今回の新型コロナは経済を一変される速度を早めたと思います。
来年には延期されたオリンピック、その後には大阪万博と経済を活性化されるイベントはまだ残っていますが、まだまだ先は不透明です。
しかもコロナで経済は一度停止して、まだ何とか延命していますが、その影響は今後更に出てくると思われます。
それが先日発表された戦後最大の落ち込みであったGDPです。
https://www.asahi.com/articles/ASN8K2QJDN86ULFA01T.html
この数字からもコロナの経済への影響の凄さが分かります。
しかもまだコロナは終わっていませんので、急激な回復は見込めません。
どこまで色んなものが耐えれるのか。
耐えれず経済が縮小、または違う形に変化していくのか。
それは今後分かっていくと思います。
ただ目に見えているのは、そんな簡単に経済は復活しない事と、今後企業の業績の落ち込みが数字で表れてくると、更に景気は悪くなると予想します。
このような状況の中で、終身雇用を守る事は企業にとって自殺行為なんです。
本来であれば昨年の段階で、順序立てて、徐々に終身雇用をなくしていく方向であったかもしれませんが、このコロナの影響で待ったなしとなったわけです。
リストラが始まるのか!?
今後早期希望退職や最悪リストラという選択肢は必ず出てくると思います。
リーマンショック後ですら、リストラをした会社も多くあったのに、リーマンショック以上の経済の落ち込みなのにリストラをしなくても耐えれる会社って多くないと思います。
40歳以上の人はある程度覚悟はしておくべきですし、40代であれば、まだやり直しはききます。
平均寿命は80歳を超えているんです。
40代は、人生の半分を過ぎたばかりで、まだ短く見ても30年あります。
しかも会社は終身雇用を守れないと言っているのにその会社にしがみつく理由がありません。
今からでも勉強して違う事を仕事にするという選択肢もありだと思います。
では50代はどうするのか。
50代でも遅くはありません。ただ出来る事の選択肢は少なくなります。
でも希望退職であれば退職金の上乗せもありますし、今の50代は昔の40代もしくは30代ですので、やる気と体力があれば何でもできます。
要は考え方次第です。
プラスに捉えるか、マイナスに捉えるかの違いです。
次の時代を生き抜くのに必要なのはメンタルの強さ!!
今後個人の時代が来ます。
そうなると人間は誰かに守られていたり、同じ志の仲間や同志がいれば、ある程度辛い事や苦しい事でも分散したり、発散したりすることが出来ますが、今後個人でなんでもやる事が多くなるとそれが出来なくなる時があります。
そうなると必ず必要になるのはメンタルの強さです。
心の強さです。
心のコントロールが出来る人は、今後来る個人の時代をも柔軟に対応して生きて行くことが出来るでしょう。
会社勤めでもそうです。
成果主義から来るプレッシャー、やらなければいけない。結果を出さなけれなクビになる。
そんな状態で理性を保ち続けるには心の状態が重要になってきます。
つまり今後来る時代は、今までよりも更にメンタル、心の強さが必要になってくる時代と考えます。
そして自分で自分を管理できる自立した人間がさらに成長できる時代なんだと感じています。
メンタルの強さを身につけて、夢や目標を持ってそれに向かう。
もっともっと楽しくてワクワクする時代にするために、更に成長し続けましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
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