サラリーマン

【№428】絶対知っておかなければいけない「叱る」と「怒る」!

私の小さい時は巨人と言えば原、吉村、篠崎、岡崎、川相、クロマティー、桑田、斎藤、槇原などよくテレビで見たいました。

前にも少しFBで書きましたが、巨人の原監督の叱るについての話しがありました。

私も小さい時からサラリーマン時代まで良く叱られました。

たまに怒られたこともありました。

この叱る、怒るはやり方を間違えると、当事者同士の関係性を悪くしたり、言われた側にとっては大きく後まで尾を引いてしまう事もありますので、注意が必要です。

今回はそんな「叱る」と「怒る」について書きます。

叱ること

「叱る」とは、目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。

という事です。goo国語辞典から引用

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%91%B5%E3%82%8B/

叱ることは相手のことを想い、悪い点や、良くないところを注意してあげる事になります。

これはその人を想い、その人の未来の事を考え、ここで注意しておかなければという親心というか、その人のためにという思いから生まれる行動になります。

なのでしっかり具体的にどこがどうだからダメという事を、相手が分かりやすいように例えなどを入れて指摘する必要があります。

そして叱る時は冷静でなくてはいけません。

口調は強くなるかもしれませんが、あくまでも冷静に相手にわかりやすいように叱ることが必要になります。

怒ること

「怒る」とは、不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。という事です。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%80%92%E3%82%8B_%28%E3%81%8A%E3%81%93%E3%82%8B%29/

怒るという事は、自分が不満や不快な事があってというように、自分中心的な、自分の感情を中心に起きる行動の事です。

つまり自分が気分が良くない、自分の思い通りにいかない、自分の考えと違うという事がきっかけで、感情的に大声を上げ、相手に対して行われることです。

その為怒られた相手は、全く耳に入ってこず、何で怒られているのかもわからない。しまいには、恐怖を感じてしまい、その状況が記憶されてしまい、時間が経っても影響してしまう事があります。

怒ることは、相手にとって何のプラスでもなく、単なる怒っている側のストレス発散でしかないという事です。

叱る方法

叱る時は、1対1がいいです。

なぜなら私も周囲に多数いる中で叱られた時がありますが、周りの目が気になるのと、叱られて恥ずかしいという思いで、まったく何も耳に入ってきません。

叱る時は、冷静に、なぜ叱っているのかという事を伝え、どこがいけないのかを説明し、1対1でやるのが効果的です。

そして相手への期待も含めて叱ってあげる事で、叱られた側も期待されているから叱られているという事を理解しやすいです。

また多少の感情が入り大声になってしまうは、私は有りだと思いますが、感情が入ってしまうばかりに過去の事についても叱るという事は良くありません。

あくまでも今叱られているのはこの事だという事を理解してもらうためにもあれもこれも言うのは良くないです。

だってそんなに一度言われても覚えてられないですよね。

つまり1対1で、感情が入ってもよいが冷静に、具体的に、焦点を決め、相手への期待も含めて叱るというのが必要です。

1対2で叱る

原監督の叱り方は、1対2で叱るという事です。

この意図は、話しを聞いたわけではありませんが、自分が叱る側、叱られた側、状況を考えた時に推測されることは、2点です。

1点目は、第三者を置くことで冷静になれるという事です。

あくまでも叱るのが目的なんで、怒るとは全く違います。

ただ気持ちが入りすぎて、興奮してしまい、必要以上に声が大きくなったり、言わなくてもいいようなことを言ってしまう、そういう場面を防ぐために第三者を置く。

この場合だと、第三者というのは、側近のヘッドコーチであったり、担当コーチであったりするのかなと思います。

コーチであれば、叱られた選手も恥ずかしいという気持ちにもならないです。

2点目は、同時に間接的に担当コーチも叱るという事です。

実際には選手を叱っているが担当コーチを置くことで、一緒に担当コーチにもおまえにも責任があるんだという事を分からせる意図があるのかなとも考えました。

選手の上にはそれぞれ守備コーチや投手コーチなどのコーチがいて、その上にヘッドコーチがいて、監督がいる構図だと思います。

とすれば本来であれば教育者である、担当コーチの指導不足も問われるべきなので、そういった意味もあるのだと推測されます。

これはそのチームの構図によっても違ってくるし、原監督の意図を聞いたわけでもなく、プロチームという事から推測されることを書きました。

叱られなくなったら終わりです

叱られるだけまだいいです。

叱られなくなったら終了です。

選手も叱られるという事はまだ期待されている、もっとできる、もっと良くなってほしいから叱られるのです。

普通の大人も一緒です。

中々叱られるという場面がないかもしれませんが、それでも叱ってくれる、注意してくれる人がいるという事はありがたい事です。

もし仕事で何も言われたことがないという人は、気を付けた方がいいですね。

10年後その会社にはいないかもしれないです笑

もしくは、あなたの上司がおかしいかどちらかです。

叱られるという事は人が成長するには必ず必要な事なんです。

今回は叱ると怒るについて書きました。

正直これを理解せずに私も指導者をやっている時があり、その時の選手、自分の子供も含め、私の指導方法はまずかったと思っています。

今指導者の立場、人の上に立つ立場、教える立場の人が同じ間違いをしないためにも、この叱ると怒るは必ず理解しておいてほしいと思います。

沢山叱られて成長して、夢や目標を叶えていきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。

今日も最幸の1日になりました(*^^)v

楽成感

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