子供を思うからこそ強く言ってしまう。
子供の為を思って厳しくなってしまう。
子供が思い通りになってくれない。
子を持つ親なら一度は感じた事があると思います。
ではなぜ子供は親の期待に沿ってくれないのでしょうか?
今日は子供が親の思い通りにならない理由、親の接し方について書いてみます。
子供は親のものではない
子供人間であり、自分の意志があります。
小さい時はまだいいかもしれませんが、大きくなるにつれて、自分の意志、自我が強くなり、人によっては人に指示されることを嫌う人も出てきます。
親は、自分の経験、自分の想いなどがあり、子供に対してこんな大人になってほしい、こんな人生を歩んでほしいという想いはあるのですが、そんな想いは全員に通じるわけではありません。
そこを分からず想い通りに行かない事に腹を立て、大きな声を出しても何の意味もありません。
逆にもっと関係を悪くしてしまう可能性もあります。
つまり子供は親のものではないので、親の想い通りに行く事の方が少ないと思わないといけないのです。
やらないのは快にならないから
あれをやれ。これをやれ。言ってもやらないのは何か理由があります。
もし必要だと思うならやりますし、やりたい事ならもうすでにやっています。
でもやらないのには何か理由があるんです。
その理由も聞かずにやれというのは、言うだけ無駄という事です。
もちろん今はやらないだけで、後からやるかもしれませんし、何か自分の考えがあるのかもしれません。
ただ何も考えてないのにやらないのは、その事に関して脳が快にならないからやらないのです。
そのやるべきことが正しい事だと思っていても、楽しい事と思えなければ、脳が快にならなければやろうとはしません。
そこを理解せずにやらせても全く意味のない、時間の無駄になります。
まずは物事に対して脳が快となるかどうかが先です。
失敗させるのもひとつ
親は子供の為を思って言っていると思いますが、その根底には、自分と同じ失敗をしてほしくない。自分の経験があるからこうした方が良いというものがあると思います。
でも子供にそれを伝えても人から聞くことと自分が体験する事では違ってきます。
人から聞くことを脳で詳細までイメージに落とせればいいですが、ただ聞くだけで、そこに感情がないため、記憶には残らず、右から左へ聞き流されるのが殆どです。
それならば、失敗させる。失敗する事も一つです。
失敗からしか学べないことも沢山あります。
失敗は、後退ではないです。
失敗したから遠回りした。失敗したから時間をロスした。
別に遠回りしても、時間をロスしてもいいんです。
そこで学べれば、次回同じことをせずに済むだけです。
失敗の後には成長と学びしかないのですから。
待つという事も必要
こちらからばかりやらせたり、指示するのではなくて、待つことも時には必要です。
この待つは、部下に対しても、選手に対しても、子供に対しても、色んな所で指導者や親、上に立つ人にとっては必要な能力です。
この待つが出来ない人は、自分の思いばかりが先行してしまっています。
そうではなくて本当に相手に対して思うのであれば、待つことも大切です。
待つことで相手も気付くことがあります。
その気付きとは、誰に言われたでもなく、自分から気付いたため、そこには自分の考え、感情、思いがあるので、それは脳に強く記憶されます。
そしてその体験は、次同じような場面が来た時に、生かされるのです。
待つことは、辛抱がいりますが、これが結果的に相手にとって一番有効な時も多数あります。
一番大切な事!
何が一番大切な事かというと、子供の意思を尊重し、子供のやりたい事をさせてあげる。
大人も子供も一緒です。
自分が楽しい、ワクワクするようなことしか続かないのです。
快でもない事を言われてやってもそれは今だけで続くことはありません。
そうではなくて、やらせるのであれば、その事に対してワクワクさせる、快にさせるのが先。
それが出来なければ、意志を尊重し、待つという事が必要だという事です。
脳が快と判断する事しか、人間は続かない!
続けるには快と判断させるしかない!
夢や目標に対して、脳が快と判断し、楽しみながら実現していきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
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