人間の情報は五感から入ってきてそれが有益な情報であれば取り入れる。
有益な情報で中れば取り入れない。
という事を常日頃行っています。
そんな情報に対する最初の判断というのは0.5秒で行っているのです。
この0.5秒がその情報に対する第一印象なのです。
この第一印象が悪ければ、その情報に対してのイメージは良くないですし、第一印象が良ければ、その情報に対してのイメージは良くなります。
つまりこの0.5秒で行う判断が大切になってくるという事です。
今日はこの0.5秒の判断、しくみについて書かせて頂きます。
第一印象を決める0.5秒!
人間の第一印象は0.5秒で決まっています。
この0.5秒はどこで決まっているのかというと、脳への伝達スピードです。
情報は五感から入ってきてまず最初に伝わる大脳辺縁系という脳に伝わるのに0.1秒かかります。
次にその情報は、大脳辺縁系を経由して大脳新皮質という脳に伝わります。
このスピードが0.4秒です。
そしてこの大脳新皮質で合理的に分析し判断されるのが情報に対しての第一印象です。
つまりこの0.1秒と0.4秒を足し合わした0.5秒が、第一印象を決めるのに最低かかるスピードという事になります。
第一印象を決めるには!
第一印象を決めるのは、大脳新皮質と呼ばれる脳です。
この脳は知性脳とも呼ばれ、思考を司っている脳です。
右脳や左脳もここにあります。
記憶もこの大脳新皮質にあり、この記憶によって第一印象が判断されているのです。
例えば、好きなタイプは、自分の過去の経験やいろんなものを見る事で形成されていきますが、その中で一番好きなタイプが出来てそれと同じ情報が入ってくれば好きとなるのです。
仕事もそうです。好きな事が仕事であれば、その情報が来ればおのずと好きとなりますが、好きかどうかは、今までしてきた仕事の体験や、子供の頃の経験、過去の聞いた情報や見た情報から好きな仕事というイメージが作り上げられるのです。
つまり過去の経験や体験の記憶が、この大脳新皮質で記憶され、その記憶に照らし合わせて、情報に対しての第一印象を決めているのです。
マイナス経験が多いと印象はマイナス!
過去にマイナスの経験や体験が多いと、記憶にはマイナス記憶ばかり蓄積されていきます。
また人間の脳の特徴として、良い感情の記憶より辛いや苦しいなどの感情の記憶の方がより強く記憶してしまう特徴があります。
つまり過去の記憶はマイナスの記憶が多い人の方が大半なのです。
そうなると五感から入ってくる情報に対しても第一印象は、マイナスイメージになることが多く、その後考えてプラスな反応にしてもどこかにマイナスのイメージが残っていれば、その情報の信用度は低くなってしまいます。
またそれが判断を迫られるような状況であれば、その判断に自信が持てず、その判断によってミスがあれば、更に悪いイメージが記憶され、更にマイナス記憶を強めていくのです。
この0.5秒で判断されている第一印象は大半の人はマイナスな印象となっている人が多いため、新しい事や環境が変わることに、素直に喜べない、まずは反対するといった状況が行るのです。
でもこんなマイナスな第一印象プラスに切り替える方法があります。
0.5秒以内にプラス反応をする!
人間の反応、第一印象は0.5秒以内に決まっていると書きました。
ならばその反応をする前に意図的にプラス反応をしてしまえば、記憶と照らし合わせてマイナスの反応をすることを防ぐことが出来るのです。
例えば、何かを頼まれたら、まずは「ハイやります」と言ってしまう。
やれるかどうかではなくまずはやるというプラス反応をする。
そうすることで、マイナスの反応、第一印象をつけることを防ぎます。
これはどんな情報にもです。
まずはプラス反応をする。しかも0.5秒以内に。
これが出来れば第一印象はプラスになるので、やれる方向を模索する事になります。
もしこれが出来ず0.5秒を超えてしまうと過去の記憶と照らし合わせて、出来るかな、出来ないかな、やれるかな、やりたくないな。とマイナスな反応になります。
すると出来ることも出来ないとなってしまいます。
何に対してもまずはプラスの反応をする。プラスの返事を0.5秒以内にする。
これが出来れば何事も前向きにプラスに考える事が出来ます。
意図的に0.5秒以内で反応し、人生を楽しくワクワクするものにして夢や目標を叶えていきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
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