子供を自分の思い通りにさせようとしていませんか?
勉強をしなさい。
外で遊びなさい。
早く寝なさい。
もちろん全部出来ればいいですが、出来ない子もいます。
勉強が嫌いな子に勉強しないと言ってもやらないですよね。
外で遊ぶことが面白くないのに外で遊べと言われても遊ばないですよね。
眠たくもないのに、早く寝ろと言われても寝れないですよね。
親は自分の経験や体験から同じ思いをしてほしくないや、もっとこうしたらよかったという思いがあるからこそ言ってしまうのですが、実を言うとそれが子供にとっては負担だったりします。
では子供とどう接していけばいいのでしょうか?
子供をちゃんと育てたい。
立派な大人になってほしい。
と親なら誰もが思っている事です。
その為の知識として知っておいてほしい事を今日はご紹介します。
子供は言われた事はほぼ聞いていない
子供は自分が主導的ではない事以外は、ほぼ聞いていない。
子供って同じことを何度言っても言う事を聞ない事ってありますよね。
それは実を言うと聞いてないからです。
正確には、その時は聞いているが、記憶には残らず直ぐに忘れるのです。
でも自分の好きなゲーム、好きなスポーツ、好きな本、興味のある事は、驚くほど知識や記憶力がある子いますよね。
子供は自分の興味のある事しか覚えていないのです。
子供は楽しい事しか覚えていないのです。
親や指導者に言われる事は大概怒り口調であったり、面倒な事であったりしますよね。
それは子供にとって楽しくないから覚えていられなくて、同じことを繰り返してしまうのです。
だからと言って毎回怒って物事を言うのは、怒る側の体力を使い、怒る側のモチベーションを下げるだけになってしまいます。
つまり親も指導者も子供は何回も言わないと分からないという事を前提に、冷静に同じ事を何度も繰り返し教えるという事が必要になってくるのです。
これを理解できていない人は、どうして分からないんだ!何度言ったら分かるんだ!となり、子供の可能性に蓋をしてしまうのです。
子供だけでなく大人も一緒
子供だけが楽しい事しか覚えていられないのではなく、大人も一緒なんです。
大人も子供も人間は、正しいことではなく、楽しい事しか続かないのです。
働くことが正しい。
勉強する事が正しい。
人の言う事を聞くのが正しい。
私たちは何故か生まれた時から暗黙了解で正しい事が決まっています。
もちろんこの世界、例えば、日本で生活していくなら日本の法律は守らなければ日本では生きて行けません。
もし法律を守ることが出来なければ、他の国へ移住するしかないです。
でも常識って法律ではないですよね。
人に迷惑をかけるような非常識な事はどうかと思いますが、自分が自分の行動に責任を持てる範囲の事は自由であっていいはずです。
なのに周りがそうしているから、あの人がこう言っていたからという風に、周りに流されながら生きて行く事は、楽しいものではありません。
子供は常識なんて知らないから、楽しければ走り回るし、面白ければ大声で笑うし、もう動けないという所まで動き回ります。
子供は純粋に楽しい事しか続かない。これが人間の本来の習性なんです。
でもなぜか大人になるにつれて、余計に自分で自分を窮屈にして、人生を楽しくないものにしているだけなんです。
子供の話を聴く事が大切
子供の話はフラットな気持ちで聞いてあげる事と、褒めてあげる事が大切です。
子供が学校から帰ってきたら、今日どうやった?
て聞くお母さんて結構いますよね。
これって聞くのはいいのですが、子供の返答次第で、その後に進むか進まないかを判断しなければいけません。
子供は自分の楽しかった事や嬉しかったことがあった時は、誰よりも早く言いたいし、話ししたいです。
その為、1聞いたら、100返事が返ってくるように色々子供自ら話しをしてくれます。
こんな時は是非聴いてあげて下さい。
でもあまり楽しくなかったり、話したくないことがあった時は、1聞いたら、1しか返ってこない時があります。
そんな時は話したくない時なので無理にそれ以上聴いたり、問いただすのはやめましょう。
もちろん話したくなれば、自分から言ってくることもあります。
子供だって感情があります。
面白くない事をどうやった?て聞かれても面白くない事は覚えていないので話すことが出来ません。
一番いいのは子供自ら話しをしてくる時です。
この時は子供は楽しくてしょうがないので、時間がなくてもしっかり聴いてあげて、褒めてあげるや、同感してあげる事で子供の感情はより楽しくなります。
まずは認めてあげるのが大切
子供は自分主体で物事を考えていますので、まずはその子の主張、考えを認めてあげるのが大切です。
子供は他人に気を使って考えたり、話しをしたりすることは少ないと思います。
まずは自分という考えのもと、色んな話をしたり、行動を起こしたりするので、頭からそれはダメ、あれはダメ、というのはではなく、まずは認めてあげる。
そして次にでもこれだと危ないからこうしよう。とかこれもいいけどこっちも楽しいよ。みたいな感じで持って行く方が、子供も言う事を聞きやすくなります。
最初から否定で入るよりは、子供も受け入れやすく、委縮してしまう事も少なくなります。
大人もそうです。
頭から否定されると気分が良くないですが、初めは認めてもらえることで、敵対心が薄れ、相手の話も聞こうという感情になるはずです。
自分を振りかえる
意外に自分がされたらいやな事を子供に平気でしてしまっている親が多いです。
子供もまだ考え方的には幼いですが、一人の人間です。
自分がされて嫌な事は、子供も嫌なはずです。
一時の感情や仕事や生活のストレスを子供にぶつけたりしていませんか?
それで親は気が済むかもしれませんが、言われた子供はたまったもんじゃありません。
逆の立場のをイメージして見て下さい。
逆に自分がされて気持ちの良いことは、子供も気持ちが良いはずです。
私自身もこのような考え方や知識をもっと早く知りたかったです。
子育てに関して失敗したという部分は沢山あります。
なので今から子育てが出来る人は、是非素晴らしいお子さんに育てあげてほしいので、その助けに少しでもなれたらと思い書きました。
子育ては毎日が勉強であり、それが自分の成長にも繋がります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
更に詳しく知りたい方、講座のお申込み