メンタル

【№130】言葉の語尾

先日行われた長男の祝勝会で、一人一人全国大会に向けての目標を言う場面がありました。

その際に、「ホームラン打ちます!」「ヒット必ず打ちます!」と言った選手がいました。

この選手は、日ごろからよく試合出ている選手でした。

目標などを言う際に多いのは、やはり「ヒット打ちたいです!」「ホームラン打ちたいです!」とか、「ベンチ入りしたいです」とか、「代表として勝たなければいけない」などよく耳にします。

同じ「ヒットを打つ」でも、「ヒットを打ちます」と「ヒットを打ちたいです」では、脳への影響度が違ってきます。

前者の「ヒットを打ちます」は、語尾を言いきり、断定になっているので、言葉に責任が生まれます。そして、脳は騙されてヒットを打つ打つように動き出すのです。

後者の「ヒットを打ちたいです」は、これは願望の意味となっているため、打てれば打ちたいなど、責任から解放されてしまっており、「打てなかったらしかたない」という諦めの意味を含み、脳はそのことを実現しようと動き出すまでに至りません。

言葉にはこのように、同じように聞こえる言葉でも、脳に与える影響が違ってきます。

また「代表として勝たなければいけない」この言葉にも注意が必要です。

「○○しなければ」は、義務感とプレッシャーの意味も含むため、その言葉ストレスになり、楽しむことが出来なくなり、結果がついてこなくなることがあります。

このように普段から言葉を発する際の語尾に注意する必要があります。

最初の目標を言い切った選手は、言い切った結果を残すはずです。

言葉はその時の感情や気持ち、イメージを言葉にして発せられます。

つまり自分の本当の気持ちを言っているのです。

しかし自分の気持ちがどういう状態かで言葉は変わりますが、ちょっと意識するだけで、言葉を変える事も出来ます。

この言葉の語尾に気を付けるという事が出来れば、脳を騙して実現へと動き出させることも可能です。

言葉を利用して、ありたい自分を引き寄せることが出来るのです。

行動も必要ですが、言葉の語尾も意識して、脳を騙して夢や目標を叶えて行きましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も最幸の1日になりました(*^^)v

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