私が指導させて頂く際は、なるべく楽しく集中して取り組めるようなメニューを組みます。
しかしそんなメニューでも真剣取り組む選手、ふざけて取り組む選手の二通りに分かれます。
これは小学生であろうと、高校生であろうと同じです。
特に団体やチームでの指導の時に見られます。
今日はこんな二通りの選手について書いていきます。
真剣に取り組む選手
必ず伸びます!
やったことが身に付き、結果に出ます。
これは、もちろん私が組んだメニューの成果でもありますが(笑)、一番は選手が柔軟に、広い視野で物事を見ることが出来、吸収できるから結果に結びつくのです。
こんな選手は、自分の夢、目標をしっかり持てている、自分のなりたい姿をイメージ出来ている選手です。
自分の夢や目標をどうにかして実現したい!
だからなんでもやる!なんでも真剣に取り組む!出来る事は全てやる!
こんな選手は伸びますよね!
このような選手は長い未来までビジョンが出来ており、自分が今何をすべきか分かっている選手です。
こんな選手は直ぐにメニューをこなしてしまう場合が多いので、もっと高レベルなメニューを提供します。
ふざけて取り組む選手
小学生だといつもと違った練習のため、楽しさが増す、面白すぎて個人でふざけてしまうという事が多いです。
中学生、高校生だと恥ずかしいのもあったりして、友達とつるんでふざけてしまう事が多いです。
どちらもメニューに対して、まじめに取り組めないので、やはり遅れを取ったり、出来なかったりというのが多いために効果が半減してしまいます。
但し小学生の中には、出来なくてふざけてしまう選手もいるので、そこはしっかり見分ける必要があります。
出来ない選手には少しレベルを下げたものをやってもらうなどの対応が必要です。
ふざけてしまう選手には、真剣にやるように強く促すことも必要ですが、それは小学生までです。
中学生、高校生の選手に強く言うよりかは、自分の夢や目標、なりたい姿をしっかりイメージしてもらい、その為にすることは?という事を気付いてもらう事をしないといけません。
やらされているうちは身になりません。
でもやる気になると物凄いスピードで吸収していきます。
特に子供の内はそれが顕著に現れます。
ふざけてしまう選手に必要なのは、今を整理する事です。
ふざける暇を与えない
ふざける選手は、時間を持て余していたり、目が届かないところでふざけている事が多いです。
それならば時間を持て余さないようなメニューを組みます。
例えば、時間で区切ったメニューを組むとか、競争心を煽るメニューを組むとかです。
時間で区切れば、その時間内にできてしまえば、後は何をしてもいいので、こなすまでは真剣に取り組みます。
チーム戦にしたり、罰ゲームを用いたりして、競争心を煽ると真剣に取り組む選手もいます。
このようにしてふざける暇を与えないという事もこちらが出来る真剣に取り組ませる環境作りです。
しっかりやる意味を理解させる
これがしっかり出来ていないと、真剣に取り組めない場合もあります。
「なんでこんな事しないといけないの?」
「こんなことしてどうなるの?」
そう思って、その答えがないと真剣に取り組めなくなります。
やる意味が分からないと、やっても意味ないじゃん。となり意欲が低下する場合もあります。
なので、トレーニングをやる前になぜこのトレーニングをやるか必ず説明します。
説明して全員が理解できる場合もありますが、そうでない場合もあります。
そんな時は、必ず確認を取ります。
分かってなさそうな選手に、なぜやるのかをみんなの前で発表してもらったり、抜き打ちでテストを行ったりします。
そうする事で、自然とやる意味が理解でき、必要だと感じやる気になるのです。
指導選手は様々です。
その選手に合う合わないもあります。
でもやるかやらないかは選手次第なんです。
その選手のやる気を引き出すのもコーチングだと私は思っています。
せっかくトレーニングを行うのですから、出来るだけその選手のプラスになってほしいと思っています。
その為にこちらが出来る事をしっかり行う事、当たり前のことを手を抜かずになること、真剣に向き合う事、それを日々心に思い、最幸の結果にコミットする!
これが私の出来る事です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
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