子供のやる気がない。
子供に何をやらしても続かない。
子供の集中力がない。
と思っている親御さんもいると思います。
ではなぜやる気がなかったり、続かなかったりするのでしょうか?
今日はそんなやる気のない子供がやる気を出すために親が出来ることについて書きます。
親が夢を持つ!
子供は親の背中を見て育ちます。
そりゃそうですよね。
一番近くに親がいるわけなんですから、その姿、言動、しぐさ、身なり、ふるまいなど全てを親から見習うのです。
そんな親が夢に対して否定的だと子供はどうなりますか?
子供の時って誰しも夢を持っていますよね。
でも大人になる過程でいつの間にかその夢が消えてなくなってしまいます。
その要因の一つが親でもあります。
親が夢なんか言ってないで、勉強しなさい。とか夢は夢物語なんだから、現実を見なさい。というように夢を否定する事ばかり言っていると、子供は夢は叶わないものなんだと思い、夢をあきらめるのです。
でももし親が夢を持って、夢に向かって一生懸命、楽しそうにワクワク毎日を過ごしていたら、子供はどう思いますか?
夢を叶えるために一生懸命頑張るのは楽しいんだ。となり子供も夢に向かってやる気を出すはずです。
つまり親が夢を持って、その夢に向かって頑張るという事は、子供も夢を叶えるためにやる気を出すお手本となるのです。
なので、今夢を持っていない親御さんは今すぐ夢を持って、夢に向かって頑張る姿を子供に見せてあげて下さい。
今すぐマイナス言葉を辞める!
そんなのあなたにできるわけないでしょ。
そんなこと無理だから、早く他の事しなさい。
あなたの実力じゃ無理だから、他の高校を考えなさい。
こうやって子供の可能性をつぶしているのは親なんです。
ドリームキラーという言葉聞いた事がある人もいると思いますが、ドリームキラーは実を言うと身近にいることが殆どです。
今すぐこんな否定の言葉や、可能性を否定することを言っているという心当たりがある人は、そのマイナス言葉を辞めて下さい。
言わないようにしてください。
その場の苛立ち、その時の気分で、カッとなって言ってしまう事も今まではあったかもしれませんが、その時の事は子供はずっと覚えています。
人間の記憶力というものはとても凄くて、右脳で記憶する記憶は、感情を伴う事で非常に強く記憶されます。
つまりそれを言われた子供が、辛い気持ち、悲しい気持ちになることで、無意識の潜在記憶の奥深くに記憶されてしまい、その子の人格や感情、思考に影響を与えてしまうのです。
そして何事にもやる気が出ない。自分は出来ない人間なんだと否定するようになり、続かなくなるのです。
子供の喜ぶ顔の見るために!
親が子供のためにすることは当たり前の考えだと思いますが、どのぐらい子供のためにしてあげれてますか?
もちろん普段の仕事や家事、色んな事で親は忙しいです。
でもそんな中で少しでも子供のために時間を作る。
子供の為にご飯を作る。
子供の為に送り迎えをする。
子供のために休日は、どこかへ連れて行ってあげる。
子供が喜ぶことをしてあげれてますか?
もっとしてあげれることはりませんか?
なぜこんなことを言うかというと、これは子供のやる気を引き出す最後の方法、
それが
他喜力
なんです。
他の人を喜ばす力と書いて他喜力となります。
親が子供の為に一生懸命してくれている事は、子供は見て感じています。
もし今気づいていなくとも必ずいつか気付く時が来ます。
気付いたら子供はどうなると思いますか?
子供は親のために頑張る。親の喜ぶ顔を見たいからやる気を出すという事になるのです。
良く野球のドラフト会議のテレビの特番を見たことがある人もいると思いますが、ドラフトにかかった選手がインタビューを受けてここまで育ててくれた親に一番に喜びを伝えたいです。とか親に感謝したいです。と言っています。
これが他喜力なんです。
自分以外の誰かのために頑張る!自分以外の誰かを笑顔にしたいから、やる気を出して真剣に取り組む。
この他喜力が備わった時、どんな逆境やどんな苦難でも乗り越えれるようになるのです。
親がご飯を作ったり、お弁当を作ったり、洗濯をしたり、送り迎えをしたりしていると思います。
それを何でこんなことをしなくちゃいけないんだ。なんで自分がこんなことをしなくてはならないんだ。と思ってやってませんか?
是非子供のために、この子のためにという気持ちでやってあげて下さい。
永遠にやり続けるわけではありませんし、いつかは子供も親から離れていきます。
少しでも時間が作れるのならお子さんのために、もっとできることはないか考えしてあげて下さい。
ただ一つここで注意するのが、自分の思い、欲望の押し付けるのではなくて、その子の性格を考え、その子の気持ちを考え出来ることはしてあげて下さい。
よく過保護というのはこの部分になります。親中心に子供のためにすることは過保護です。
でも子供が望んでいる、子供がしてほしい事をするのは、過保護ではありません。
そこを間違えないように子供に寄り添ってあげて、他喜力を子供に気付かせてあげて下さい。
あくまでも親が子供の喜ぶ顔が見たくてしたのですから、あなたもしてねと子供に言うのは辞めてくださいね。
他喜力は実を言うと夫婦間に使えます!
子供のやる気について書かせて頂いたのですが、最後に応用として夫婦円満にはこの他喜力が欠かせません。
他の誰かというのは、自分のパートナー、つまり妻であったり、夫であったりもするわけです。
この相手の為にという考えがあれば必ず夫婦間はうまく行きます。
だって相手の喜ぶ顔が見たいから、相手の望んでいる事をしようとします。
つまり相手の思いに沿った、相手が喜ぶことをしようとするのです。
これをされた側はどうですか?
嬉しいですよね。
そうなるとなら反対に私もしてあげようとなるのです。
これがお互いを思いやる気持ちになり、夫婦円満となるのです。
ここで一つ間違ってはいけない事は、やってくれているから当たり前という感情になることです。
ご飯を作るのは当たり前、洗濯するのは当たり前、送り迎えするのは当たり前、給料を稼いでくるのは当たり前、色んな所で感謝の気持ちがなくなると思いやりもそこで消えてしまい歯車が狂いだします。
そこだけは注意して他喜力を夫婦円満に役立てて下さい。
家庭から親が出来る3つの事は、
①親がワクワクする夢を持つ
②夢や可能性を否定するような言葉を辞める
③子供の為の他喜力で、子供に他喜力の気付かせる
この3つを今すぐにでも初めて子供やる気を引き出していきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
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