メンタル

【№332】壁を乗り越えた後に注意!

大会で力の差が歴然としている優勝候補と対戦し、ぎりぎりで勝利し、大喜びして次の試合にのぞんだところ大敗した。

耐えて耐えて、努力して努力して、やっとのことで苦難を乗り越えたにもかかわらず、乗り越えた後に気持ちが入らず、それ以上前に進めなくなった。

反対され続けたが、何度も説得し何度も説明し、やっとのことで理解してもらったが、その後のビジョンがぼやけてしまい事業が失敗した。

このような事例を聞いたことがあると思います。

何かに向かって頑張っていると必ず困難や苦難は現れます。

でもそれを乗り越えてこそ実現されるのですが、目の前の困難や苦難を乗り越える為にパワーを使い果たし、乗り越えた後前に進む力がなくなってしまい、そこで諦めてしまうという事があります。

これは、目の前の大きな壁を乗り越えたことで、満足してしまう事が原因です。

目の前の壁が大きいほど、このような事例に陥りやすいです。

いつの間にか、目標は目の前の壁を乗り越える事にすり替わってしまっているため、当初の目標を実現するまで行かず、力尽きてしまうのです。

人間は、目標を実現してしまうとそこで満足してしまい、バーンアウト状態になってしまうのです。

これはもちろん逆もありえて、目標を達成できない事で、諦めてしまうこともあります。

当社の先の目標実現を信じ続ける事が大切で、それを実現するために今の壁がある事を忘れて、今の壁が最大の目標になってしまうとそのようなバーンアウト状態になりやすいです。

その為、あくまでも目の前の大きな壁は、その先にある目標実現のためのステップだと考える事で、乗り越えても、乗り越えられなくても、そこで目標を見失ってしまう事を避けることが出来ます。

もし乗り越えられなくても、それは別の道を模索する選択肢を一つ減らしたことになりますし、乗り越えてもまだ次があるという切れない気持ちを持てることで、目標実現の為に更に前進できます。

つまり困難や苦難を乗り越える事は、目標実現のための段階目標、ステップなだけで、ゴールはまだ先にあるという事を忘れない事が重要になります。

壁を乗り越えた時、喜ぶのはいいのですが、直ぐに切り替えて、自分の目標を見失っていないか、確認する。これが重要なんです。

これが出来る人、チーム、出来ない人、チームでは、ゴールにたどり着けるスピードも違うし、たどり着ける可能性も違ってきます。

常に自分の真の目標を意識して、目標を見失わずに、壁を乗り越えて行く事で、夢や目標を実現して行きましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

今日も最幸に1日になりました(*^^)v

楽成感

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