何かをする時、何か行動を起こす時には、何も考えずにまずは行動する人と、考えて考えて行動できなくなる人がいます。
どちらか選べと言われると、何も考えずに行動する方を選びます。
でもそれはベストではありません。
何も考えずに行動するのですから、行動の先には想定外の事ばかりが起きるわけです。
そしてその想定外の事を受け止められず最後は断念してしまう人もいます。
でも考えすぎで行動できない人よりかは前進しているのでマシです。
ではどうするのが一番良いのか。
それは徹底的に危機管理をすることです。
危機管理とは、想定される事を全て洗い出し、対応策を考えておくことです。
仕事でもそうです。
有能な営業マンは、顧客との面談の際には、シナリオを作ってどうやって自分のペースに持って行き、どうやって商談を決めるかまで想定しているのです。そのシナリオの中には、ああ言われたらこう返す。こう言われたらこの資料を出すなど、全て想定しているのです。
危機管理をすることで、色々遭遇するであろう場面を乗り越えることが出来るのです。
ピンチを乗り越えることが出来るのです。
でもどの程度まで危機管理をすればよいのかという問題があります。
そのラインが分からない為、逆に危機管理する事に不安になり、前へ進めなくなってしまうのです。
では危機管理をやっている目的は何でしょうか?
例えば、こうなりたい。とかあそこに行きたい。とか、目標を達成したいとか、夢を叶えたいとかという何か行動する目的があるから危機管理をするのであって、危機管理をすることが目的ではないはずです。
つまり、どこまで危機管理をすればよいのか。という問いに対しては、出来る限り危機管理をするが答えになりますが、そのラインは、自分自身で決めなければいけません。
前に踏み出せないほど危機管理をするという事は、それだけ成功するまでには問題が多く残っているため、先ずはその問題をつぶしていかないと成功への道のりは遠い。つまりその問題をつぶすことに行動を起こすのが先になります。そしてその問題をつぶすことが出来た時、危機管理項目が減り、行動が起こせるようになるのです。つまり危機管理をすればするほど成功する確率が高まるので、自分にとってプラスなんです。
なので危機管理のラインは自分が決めなければいけません。
だからと言って危機管理があまりできておらず、行動後にその問題に遭遇したとしても、それは失敗ではなく、学びなんです。
そこでその問題に対応できれば、成長に繋がるんです。
事前に成長するか、その場で成長するかの違いです。
ただ状況によってはその場で対応しきれず、機会を逃してしまう事もあるので事前の危機管理をする方が、物事は進みやすいです。
危機管理ラインは、自分で決める。
事前に成長するか、事後に成長するかの違いなだけです。
行動できない人は、危機管理という言葉にマイナス面を見出しているため、行動の為の一歩が踏み出せないだけです。
危機管理=失敗ではなく、危機管理=学びだと思って行動していきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最の1日になりました(*^^)v
楽成感!
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