本番に力が出せない時のパターンとして、借りてきた猫状態があります。
借りてきた猫=ふだんと違って、非常におとなしいありさまの形容。
例えば、いつもと違う場所の場合、場所があまりにも凄すぎてとか、観客が多くてとか、相手がいる場合は、相手の体が大きすぎて圧倒されたり、相手を見た感じで強そうと気おくれした時など。
このように環境や相手に、圧倒されたり、飲まれてしまうと緊張が出来ない状態となり、「さがり」の状態となって、気が抜けてやる気が出なくなってしまいます。
つまり借りてきた猫状態。
普段と違う様相で、おとなしくなって力が出せなくなるのです。
しかし、さがりの状態からいつもの状態に戻す方法があります。
それが、「言葉」と「動作」です。
よくスポーツで試合前に円陣を組んで、言葉を発したり、何かをしたりすることがありますが、これが一種の下がりの状態をいつもの状態に上げるアクションになるのです。
でもこの円陣を組んでやっている事が普段と違う事だと、例えば毎回違う事だと、意味が違ってきます。
もちろん違う意味で、例えばリラックスさせるためにとか、戦術の伝達の為にとか、色んな意味でやっている事もあるので、一概にすべてが当てはまるとは言えませんが、何気なく、昔からやっているからとか、他もやっているからとかでやっている場合は、ちゃんと意味があり、普段の状態に戻すという意味合いもあるので、是非覚えておいてほしいですし、その意味を踏まえた上でのやり方に修正してもらいたいです。
この普段の状態に戻す言葉と動作は普段の練習や普段の状態に時に意識して何度も使うようにしておくことで、その言葉と動作をすることで、心が普段の状態を思い出し、普段の状態に戻ります。
この方法を知っておくだけで、試合の時や、受験の時、大事な仕事の時など、色んな場面で使え、持っている力を本番で十分に発揮できるようになります。
是非、「さがり」の状態に入ったなという時には、「言葉」と「動作」使い、メンタルを上げて、通常状態に上げていく方法を身につけておいてください。
言葉と動作で、メンタルを上げて、本番で力を発揮して、夢や目標を実現して行きましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
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