今年から読売巨人軍の2軍監督に阿部慎之助元選手が就任しました。
その2軍の試合の記事で「ベンチで準備する意識の薄さを指摘」というものがありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-02200051-sph-base
負けている試合でチャンスで回って来るであろう選手が何も準備せずにただベンチで見ているだけだったという事で、それに対して指摘したという記事でした。
この記事にはメンタルの部分から言うと3点見えてくることがあります。
1点目は、メンタルが落ちた状態。試合に集中出来ていない。
試合は、オープン戦だという事で、言わば練習試合という事で、ペナントレースとは違い、集中力が足りない為準備を忘れていた。準備しなくても大丈夫だろういう意識が働いたと思います。
2点目、状況把握が出来ていない。
勝つ!という意識の低さからくる、先見性の低さが露呈しました。どんなスポーツ、ゲームでも状況を瞬時把握し、先の先の先まで読んで、相手より一歩も二歩も三歩も先を考えて行動しなければいけないのですが、それが出来ていないと思います。
3点目、準備不足。
試合中に準備が出来ていないという事は、試合前から準備は出来ていなかったと思います。勝敗の8割は、試合前に決まっているというスポーツの世界で、試合中に基本的な事で注意されてしまうという事、ましてやプロというそれを仕事にしている世界で注意されるという事は、もう試合前からまったく準備が出来ていない状態だった思います。
特に3点目の準備に関しては、偉大な選手も重要視する点であり、勝利の為に生活をルーテイン化して、普段の生活から準備する事に注力されています。
試合は、試合中の成果が結果として現れる物でありますが、成果は、試合以前の練習や普段の生活の結果が試合の成果となります。
試合だけにフォーカスして、取り組んでいても、普段の練習を疎かにしたり、普段の生活が乱れていては、思うような成果は出せません。
これは、仕事、受験、色んな事に言える事です。
メンタルの指導をさせて頂く際にも、試合の準備、特に当日のメンタルの持って行き方に注視して指導させて頂きます。
当日自分のメンタルの状態がどうかで自分のその日の調子を左右するので、メンタルの良い状態=最適緊張+最大集中状態に持って行けるような方法をお伝えしています。
今回の阿部監督からの指摘はプロとしては、少し情けない指摘でありましたが、阿部監督から指摘を受けた選手はラッキーです!
だってすぐに3軍に落ちたり、首になってもおかしくないほど厳しいプロの世界で注意して頂けるだけ幸せなんです。
なぜならまだチャンスはあるから注意してもらえたのですから。
準備は何をするにも大切です。
準備にあまりウエイトを置いていなかったという人は、準備に力を入れる事で、本番の結果に変化が現れますので、是非やってみてください。
準備を入念に行う事で、本番での成果を上げて、夢や目標を叶えて行きましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
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