勝負事で大差がついてしまうことがあります。
どうしても実力の差や、目的、目標の違いなどにより、それらが結果に現れて、点数差がついて、一方的な試合ということもあります。
でもその一方的な試合でも稀に、その点差をもろともせず、いつの間にか追いついたり、ましてや最後は逆転して勝利を収める選手、チームがいます。
そんな大逆的劇勝利を収める選手、チームは、もちろん諦めないという強靭なメンタルを持ち、高い技術力もある為、ひっくり返すことが出来るのですが、もう一つそういった逆転劇が起こる際に、現れる状態があります。
それが
楽観的状態
です。
つまり
油断
です。
大逆転劇が起こると逆転した選手やチームが大きく取り上げられるのですが、もちろん逆転した選手、チームが凄いのですが、実を言うとそこには、ひっくり返された側に大きな要因があるのです。
それが楽観的状態、油断なんです。
油断大敵という言葉がありますが、これがまさしくその通りなんです。
点差がついてしまったり、相手が自分より実力が下と判断すると、集中色が続かなくなり、緊張が緩み、そこから油断が生まれるのです。
一番怖い状況がこの、楽観的状態なのです。
接戦で敗北しても、それは集中力が続いた状態なので、負けはしましたが、次につなげることが出来ますが、勝利をほぼ確信した中で、逆転され敗北すると、ショックが大きすぎて、次までにメンタルを立て直すのが困難になって来てしまいます。
このような事にならない為にも、チャンスの状態にもマイナスの状況があり得る事を想定しておくことが重要になるのです。
勝負というのは、最後ゲームセット、終了の合図がなるまで、既定の時間が来るまで、何が起こるか分からないのです。
私たち人間は、勝利が目前となる気持ちが高ぶり、勝利後に意識が行きがちになります。それは仕方がないことですが、その時に、いやまだまだだ!これからだ!と再度集中出来るか出来ないかでその後の結果に大きく影響するのです。
つまりマイナスの状況とは、ピンチの時だけでなく、チャンスの時にも潜んでいるのです。
楽観的状況は、最悪状態と常に背中合わせで、何かのきっかけで、最悪状態にひっくり返ってしまう事があるのです。
そうならない為にも、事前に場面を想定し、対策を取っておく必要があるのです。
そうすることでチャンスを相手に譲らず、勝利を手にすることが出来るようになるのです。
絶対的勝利はないのです。
勝負事はやってみないと最終結果はわからないので、確実に勝利するためにも、危機管理を事前に行っておくことは大切です。
ピンチの時も、チャンスの時も、マイナス状況を想定し、確実に得たい結果を得た前進しましょう!
そして夢や目標を叶えて行きましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も最幸の1日になりました(*^^)v
楽成感
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